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北京日記 #07 万里の長城 〜前編〜 思わぬ珍道中 [旅に出る]

10月1日(土) 中国の建国記念日

なんと、万里の長城へ向かう日が祝日になってしまいました.
中国の建国記念日です。65周年です。
聞いたところに寄ると、この日は日本のゴールデンウィークみたいなもので
国民の4分の1が旅に遊びに出かけるそうです.
中国の人口が13億人として、4分の1だから3.3億人が移動。
まさに民族大移動。日本国民の3倍が全員ゴールデンウィークです.

そんな日に、5時半起床で北京北駅へ向かう.
今回は万里の長城の中でも有名な八達嶺へ.
前日にAM07:36の電車一本しかないことを知ったので.
前述の通り、列車を選んだ理由は「世界の車窓から」をやりたかったため.
日本人的にバスより列車の方が速い、と言う先入観があるのと
バスが苦手と言うのもあり、919バスを利用するのは見送る.
が、これがあとから大後悔の元に.

切符は前日に買っておいて大正解.朝の切符売り場は大混雑.

駅の切符売り場.

本物の駅舎はこれよりさらに歩いた奥にあります.

駅舎への道.

駅舎です.

まるで時代から取り残されたような駅です.
中国政府はこの路線に関して近代化を行う気はないようです.
この北京北駅から出る列車は、もちろん郊外へ行くので
帰省と思われる待ち客でいっぱいです.

ちなみにこの写真の右手に切れているカップルのように
中国のカップルは、歩いていても電車に乗っていても、べったりくっついています.
どうやらこれは普通のことのようです.
「おまいら欧米人か!」、と思いましたが、そんなこと思うのは日本人だけか.
ムカッ.ただ単にうらやましいかも(泣)

駅舎の左手にはこのような扉があって、ここが開くのを待ちます.

この扉を入ると裏側はこんな風になっています.

さらに乗る列車にはこんな看板が付いてます.

沙城行き.

駅のプラットフォーム?はこんな感じ.

前に、ターミナル駅が好き、って書いたけど、ここはちょっと...
生ゴミの匂いがすごいんです.ワゴンでの物売りもすごい.

A姉と日本語で会話をしていたら、中国人の男の子に「日本人ですか?」と聞かれ、
そうだと答えると、さらに八達嶺へ行くのかと聞かれた。
日本に留学していたらしい.ついでに座席が指定かどうか確認.
座席は指定.切符買うとき軟座にしたかったけど硬座しか無いと言われて硬座.
硬座は座席の背もたれが直立なんです.人間工学的に間違ってる.

向かいの席は子供とおばちゃん。
どうやら違うグループらしく、一言も話さない.
意外と時間通りに列車が走り出しました.

始めは都市の端です、という風景が続く.
10分ほど走ったら、もう次の駅に停車する.
そのまま20分停車し続ける.また走り出す.
田畑が連なる風景がやってくる.
家は崩れそうな煉瓦造だ.やはり中国は煉瓦造の国であるよ.
また10分ほど走ったら次の駅に停車.
ここでは5分程停車して走り出す.
この後、「10分走っては20分停車する」を繰り返す.
もはや時刻表通りに走っているのかもわからない.
というか、切符売り場に時刻表はあったのだがよく見ていなかったので
こんなに停車時間が長いとは全く予想外.
普段せかせかと生活している日本人にとってはかなりイライラが募る.
祝日なので人がどんどん乗って来て、車内はこんな感じに.

しかも、私たちの席の通路に、とても汗臭い男性が立ったので
世界の車窓からどころではなく、匂いに耐える車中となる.

そのうち車内でカップ麺を食べる人が現れる.カレーヌードルな模様.
地球の歩き方に載っていた通り、お湯の配給があった.
帰りの切符は車内で販売とも書いてあったが、車掌は最初の方に一回来たっきりで
混雑でとても買えるような状況ではなかった.帰りに乗る気も最早なかったけどね .
しかも、途中で車内で喧嘩が始まるし.
中国語って、タダでさえ喧嘩してるように聞こえるから、なおさら激しい.

そんなこんなでやっと山が見えて来ました.

この風景にたどり着くまで、ざっと3時間かかっています.
さらに列車は山奥へ走り、一つ手前の駅では逆方向へ折り返す.
そんな感じでやっと八達嶺の駅に到着したのがAM11:00.

もうお昼じゃん.3時間半かかってるよ.
帰りは絶対列車には乗るまい。

乗って来た列車。

朝は曇っていたのが、到着する頃には割といい天気。
そんな感じで駅を降りていよいよ万里の長城へ向かう。

#08 万里の長城 〜後編〜 へ続く。


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